ファッション

「マイケル・コース」2015年春夏NY 西海岸のサンシャイン・ガーデン

 「マイケル・コース」の2015年春夏コレクションは、1950年代のフォーマル・クチュールをアメリカンカジュアルスタイルに落とし込んだ。振付師のアグネス・デ=ミルが描くアクティブでしなやかな女性像と、写真家のルイーズ・ダール=ウォルフのカジュアル・エレガンスを着想源に、「マイケル・コース」らしいフェミニニティとスポーティな機能性を加えた。西海岸にあるアリゾナからヒントを得た要素「ニュー・ガーデン」は、心地よいリラックス感を表現。パジャマライクなシルクの花柄セットアップや手触りのいいカーディガンなどが並ぶ。また、シルクタフタのギンガムチェックドレスやレインコートライクの鮮やかな黄色のピーコート、クリアのオーガンジーにスパンコールを使った花モチーフを散りばめたボリュームスカートなど、カジュアルにもエレガントな一面を見せる。また、シューズはローヒールのサンダル、バッグはラフィアをミックスしたクラッチバッグなどを使い、ロマンティシズムでカジュアルなコーディネートを完成させる。

 会場には、今回も世界中からセレブが駆け付けた。日本からは、モデルの道端ジェシカが14年フォール・コレクションを身にまとい、姿を見せた。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。