2024年春夏パリ・ファッション・ウイークが10月3日に閉幕し、今シーズンのコレクションサーキットが終わりを迎えました。先日、東京で開催した「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」も盛況のうちに終了しました。今回の東京コレクションで初めてバックステージ取材に挑んだ記者が、「フェティコ(FETICO)」「ミューラル(MURRAL)」など5ブランドのショーを支えたヘアメイクの舞台裏をレポートします。
赤いリップに強い意志がにじむ「フェティコ」
“自由に生きる女性を邪魔しないで”というメッセージを発信し注目を集めた「フェティコ」のメイクは、長年同ブランドを担当しているメイクアップアーティストのNOBUKO MAEKAWAさんが手掛けました。メイク後のモデルさんにカメラを向けると、唇をかたどった赤いリップに目を奪われます。鮮やかな口元とソフトマットな肌の質感が、舟山瑛美デザイナーの描く凛々しい女性像を引き立てていました。ヘアスタイリストのYusuke Moriokaさんも、ストレートやカールなどモデルの地毛を生かしたり、あえて片耳だけに髪をかけたりと、作り込みすぎないスタイルに仕上げました。
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