「デシグアル(DESIGUAL)」とファッションデザイナーのクリスチャン・ラクロワ(Christian Lacroix)が、今シーズンもコラボコレクションを発表した。世界各国の店舗とデシグアル公式サイトで現在発売中だ。
本コレクションは、デジタルアートプリントを駆使した大胆なカラーパレットが特徴だ。黒地にネオンピンクやグリーン、青、赤の色調を配布し、花や鉱物のテクスチャーを表現したり、アースカラーとアシッドタッチで風景やタペストリー、空想上の生き物を表したりしたプリントを施す。上記のプリントをあしらったワンピースやチュールシャツの他、ファーコートやニット、ブーツといった小物まで幅広く用意する。
クリスチャン・ラクロワは20世紀後半のオートクチュール界を牽引した1人で、「エルメス(HERMES)」や「パトゥ(PATOU)」などで経験を積んだファッションデザイナー。「デシグアル」とラクロワのコラボは、10年以上も継続している。本コラボコレクションについて、「非凡と平凡が交差するもの、幻想的なものと現実的なもの、2つの対照的な宇宙が境界を接する世界を表現したかった。 この服を着てもらい、わたしが夢中になっている場所へ皆さんを連れて行きたいのです。色彩、プリント、そしてデザイン でさらに先へと進み続けたいという願望、これがわたしとデシグアルの共通の考えなのです」とラクロワはコメントした。
月と地上の間の地平線、日没と日の出の間の光を再現したキャンペーンビジュアルでは、チェマ・イエステ(Txema Yeste)がモデルを、ジュリア・バナシュ(Julia Banas)がフォトグラファーを務めた。