パリ発−ロレアルの2013年度第2四半期は増収だった。売上高は対前年同期比105.2%の58億1000万ユーロ(約7494億9000万円)。部門別で見ると、コンシューマープロダクツ部門が同106.1%の28億ユーロ(約3612億円)、リュクス部門が同105.5%の14億1000万ユーロ(約1818億9000万円)、プロフェッショナルプロダクツ部門が同102.7%の7億7930万ユーロ(約1005億2970万円)、ラ ロッシュ ポゼを持つアクティブコスメティクス部門が同108.6%の4億950万ユーロ(約528億2550万円)、ダーマトロジー部門は同100.8%の2億2390万ユーロ(約288億8310万円)、ザ・ボディショップは同99.2%の1億8690万ユーロ(約241億1010万円)だった。
USB証券のアナリストによれば「業界関係者が予測していた105.6%の成長率には及ばなかったが、世界の化粧品市場成長率が103.5 ?104%に対して、ロレアルはその1.5倍をキープし、堅調に業績を伸ばしている。北米では市場シェアを上げ、新興市場でも2ケタ成長を記録。下半期は大型の新製品が登場することから、このまま堅調に推移すると予測できる」という。
またロレアルは、13年度上半期の業績も発表。売上高は同104.7%の117億4000万ユーロ(約1兆5144億6000万円)だった。