10月15日に国立競技場で開催された「シセ」2014年春夏コレクション。テーマは「story of a man(ストーリー オブ ア マン)」で、一人の男が成長する姿を描いたという。今までの「シセ」の"少年性"とは異なり、少し大人っぽさが加わった今回。儚く切ない音楽が流れる中、夜景をプリントしたジャガードアイテムやダブルブレストのジャケットといったアイテムがランウェイに並んだ。「WWDビューティ」は、バックステージメイクをリードした、M・A・Cプロチームの木村めぐみ・レジデント アーティストにインタビューを敢行。今回のメイクのポイントと使用したアイテムを映像で紹介する。
木村めぐみ/M・A・C レジデント アーティスト
表参道ヒルズ店に在籍。2011年からM・A・Cレジデント アーティストとして、東京コレクション、ファッションブランドのセミナー、シューティングなどで活躍。日常に取り入れやすい彼女のメイクテクニックとセンスは多くの支持を受けている。
Q1.「シセ」のメイクのポイントは?
——イメージは、映画「華麗なるギャッツビー」のレオナルド・ディカプリオ。少年から大人への成長がファッションのテーマだったので、基本的には肌は「プロ コンシール アンド コレクト パレット」で整えるくらいにとどめた。また、少し大人の男性のワイルドさを演出できるように、髪の色に合わせてブラックとブラウンの2色のマスカラを眉毛に使って、強い印象になるように仕上げました。
Q2.木村さんがバックステージでよく使うアイテムは?
——まずは、「プロ コンシール アンド コレクト パレット」。色々なカラーがセットになっているので、ショーでは大活躍。これ一つで肌全体のスキントーンが整えられるので、欠かせないアイテムです。続いて、「M・A・C ミネラライズ チャージド ウォーター フェイス アンド ボディ ローション」。フェイスやボディに使えるローション。あまり油分が多くないので、さまざまな肌質のモデルに使えます。今回のショーでもベースで使っていて、マッサージしながら使うことでその後のベースメイクの密着性もアップします。テカリにくいのでショーにピッタリです。