「WWD KOREA」は23日、韓国・ソウルの中小企業のサポート組織であるソウルビジネスエージェンシー(SBA)、韓国中小企業中央会(KBIZ)と共催で、ファッションとビューティ、Kエンターテインメント、テクノロジーを融合したファッションショー“ランウエイ・トゥ・ソウル(RUNWAY TO SEOUL)”を東大門デザインプラザ(DDP)オウリムスクエアで開いた。
韓国のファッション中小企業の支援を目的とする同イベントには韓国ファッションブランドのほかビューティブランド、エンターテインメント界注目のアーティストやセレブリティ、インフルエンサーが登場。ファッションショーのグランドフィナーレではラグジュアリーEC「ユークス(YOOX)」のプライベートブランド「オット・バイ・ユークス(8 BY YOOX)」が2023-24秋冬コレクションを発表。Kポップガールズグループ、キスオブライフ(KISS OF LIFE)によるスペシャルパフォーマンスも行われた。
ファッションショーには韓国発のモードブランド「リー(LEEY)」「オーディナリーピープル(ORDINARY PEOPLE)」「ナチェ(NACHE)」「ニッチ2ナイト(NICHE2NIGHT)」「コウギ(KOWGI)」「ミナ チャン(MINA CHUNG)」と、ラグジュアリーEC「ユークス」がAI(人工知能)技術をデザインに活用したプライベートブランド「オット・バイ・ユークス」の7ブランドが参加。「オット・バイ・ユークス」は「自分自身を表現すること、制限のないコミュニティーに属することへの賛辞」をテーマに、1990年代のミニマリズムと象徴的なボリューム、Y2Kの美学を融合したコレクションを披露した。
会場ではクリエイティブスタジオのギャルリーX(GALLERIEX)との提携により、参加ブランドの代表的なルックを3Dで表現したAR(拡張現実)・XR(クロスリアリティ)体験型コンテンツも展示した。韓国を代表するビューティブランドである「ヘラ(HERA)」やトップヘアサロン「ジュノ ヘア(JUNO HAIR)」なども協賛しイベントを盛り上げた。