化粧品PR会社マヴェリックの桑原由美子代表が、美容に特化したPR、ライター・エディター、マーケッターなどを育成する日本コスメティックプロフェッショナル協会(以下、JCPA)をこのほど立ち上げた。桑原代表が代表理事を務め、顧問には美容ジャーナリストの齋藤薫氏や吉田昌佐美氏、江戸川大学客員教授の寺山イク子氏が名を連ねる。すでにPR育成コースをスタートし、ライター・エディター育成コースの募集を10月から開始する予定だ。
JCPAは、化粧品のPR業で34年のキャリアを持つ桑原代表が「10年程前から求人をかけると美容好きだが美容業界でキャリアや人脈のない人から多くの応募がある。未経験で入社しても業務内容が理解できていないことから戸惑う人も少なくない」ことから、プロフェッショナル育成の重要性を感じ立ち上げた。主な事業内容は、1.コスメティックプロフェッショナルの育成 2.コスメティックプロフェッショナルの活動支援(認定者向け特典・サポート) 3.セミナー、その他イベントの企画・開催 4.書籍・雑誌・その他情報媒体の企画・執筆・編集及び出版 5.商品の企画・製造・販売・輸出入 6.啓発活動、となる。
まずはコスメティックプロフェッショナルの育成に乗り出し、養成講座としてビューティPRアドバイザーコース、ビューティライター・エディターコース、ビューティジャーナリストコース、ビューティライバーコース、コスメプランナーコース、コスメマーケッターコースを提供する。受講後には認定試験があり、試験に合格すると協会認定を取得できる。
桑原代表理事は「PRのキャリアと経験をアウトプットする講座作りが大変だった」と語り、ビューティPRアドバイザーコースをスタートしている。講座は6カ月で終了する。受講料は、入会金が5万5000円で、一括(スタートアップ=5500円、ベーシック=9万9000円、スタンダード=13万2000円、アドバンス=19万8000円を含む)が33万円。認定試験が1万1000円。認定資格は1年ごとに更新となる。今後は、ビューティライター・エディターコースをスタートする予定で、長年女性誌で編集者として活躍していた人が講師となる。