カリフォルニア発のファッションブランド「ゲス」は2013年2月、新フレグランス「ゲス ガール」を発売する。「4作目となる本作は、『ゲス』の創立30周年という偉業にインスパイアされた」とフレグランスのライセンスを所有するコティ ビューティのスティーブ・モーモリス=グローバル・マーケティング部門シニア・ヴァイスプレジデント。ターゲットは20代前半の女性で、前作の20代後半の女性に向けたフレグランス「セダクティブ」よりもさらに若い層を狙う。
「ゲス ガール」の香りは、フルーティフローラル。ラズベリーネクターやメロンが香るフルーティなトップから、ミドルはラン、アカシア、ユリとフローラル調に変化。ラストはサンダルウッドやバニラがセクシャルに香る。オードトワレの価格は1オンス40ドル(約3200円)〜。業界筋は全世界における初年度総小売り売上高を2500万ドル(約20億円)と予測する。アメリカでは「ゲス」の店舗やウェブサイトの他、約3000の百貨店や専門店で販売する予定。アメリカ以外の地域では、約2万の売り場で展開する。
広告キャンペーンのモデルには女優のアンバー・ハードを起用。また、テレビやデジタルを駆使したキャンペーンも大々的に行なう予定で、「ゲスの持つツイッターのフォロワー約300万人や、フェイスブック上で抱えている膨大な数のファンを通して、ターゲットとしているより若い層へリーチをしたい」とモーモリス=シニア・ヴァイスプレジデントは語った。