ファッション

43ブランド買収した影響か?コティUSAのレイ社長退任

 コティ(COTY)USAのマーク・レイ社長が8月末で同社を離れることがわかった。レイ社長は、ロレアルUSAのインターナショナル・デザイナーズ・コレクション部門長を経て、コティ・プレステージ北米プレジデントとして2013年1月に入社した。

 コティの広報は「レイ社長はこの2年、コティの北米ビジネスのために尽力してくれた。当社は引き続き、ポジションを高め、売り上げと利益を伸ばすという戦略を遂行していく。彼が離れることによる大きな影響はないと考えている」と語る。

 コティUSAでは今年1月、14年間務めたキャサリン・ウォルシュ=チーフ・コミュニケーションズ・オフィサーが退職。スティーブ・モーモリス=チーフ・マーケティング・オフィサーもすでに同社を去るなど、キーポジションを務めた人物の退職が相次いでいる。

 コティといえば、P&Gから43ブランドを125億ドル(約1兆5500億円)で買収して今業界で話題の企業だが、社内体制も大きく変化しているようだ。

【関連記事】

P&Gが43のビューティ関連ブランドをコティに売却

資生堂アメリカ地域本社社長にマーク・レイ元コティUSAプレジデント

P&Gの新CEOにデイビッド・テイラー

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。