資生堂は男性化粧品ブランド「ウーノ(uno)」のヘアスタイリングシリーズを全面リニューアルし、それに伴い、竹野内豊、窪田正孝、野村周平というイケメン俳優3人を起用したテレビCMを制作した。新CMは「オトナパスポート、はじまる」篇、「ハイブリッドハード」篇、「ウェットエフェクター」篇の3本で、3月11日から放送される。
3月9日の新CM発表会には、CMに出演している竹野内、窪田、野村が全身ブラックの大人の装いで登場。ネクタイのみ、「ウーノ」の製品に合わせて、黒、赤、青を着用し違いを出した。普段は前髪を下ろすことが多い窪田もオールバックでいつもと違う大人の表情を見せた。
発表会では「ウーノ」の新しいコンセプトである「大人の男」をキーワードに「理想の大人像」や「大人の男の条件」などについてトークセッションを行った。「大人になったと実感したのは」とい問いに竹野内は「若い時に3年ローンで少し高めの車を買ったが、当時はローンを払うのも大変で、でもそれを払い終えた時に達成感があった」と語った。「もし俳優をやっていなかったら何をやりたかったか」という質問には、窪田が「整備士」、野村が「レーサー」と、ともに車に関する職業だった。
CMについて竹野内は「注目している2人の若手俳優と共演できて嬉しい」と語った。また窪田は「憧れだった竹野内さんと共演できて光栄。緊張しすぎてあまり前を見ることができなかった」、野村も「竹野内さんは憧れの人。本当に好き」とコメントした。
今回、3人を起用した理由については「20代の男性に憧れる男性を聞いたところ、竹野内さんが人気だったので、大人への案内役として起用。窪田さんと野村さんはブランドのターゲット層である20代の、まさに大人になっていく途中の2人。その2人には若者男性代表として出演していただいた」とエフティ資生堂の山田実・執行役員 パーソナルケアマーケティング部 マーケティングディレクターは語る。