PROFILE: 栗本朋香/ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング 自由が丘店 ストアマネジャー
ユナイテッドアローズは10月に、「DXセールスマスター制度」を新設した。デジタルを巧みに活用する販売員を評価する制度で、ECサイト「ユナイテッドアローズ オンライン」のスタイリング投稿数やPV数、フォロワー数、お気に入り登録数、スタイリングを経由した売り上げなどが指標になる。初代“DXセールスマスター”の一人が、栗本朋香さん。普段はユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング 自由が丘店のストアマネジャーを務めている。(この記事は「WWDJAPAN」2023年11月6日号から抜粋・加筆しています。無料会員登録で最後まで読めます。会員でない方は下の「0円」のボタンを押してください)
20代半ばで旗艦店店長に
「右も左もわからなかった」
栗本さんは短大でアパレルを学び、同社に新卒で入社した。名古屋や静岡の店舗で経験を積み、2015年に自由が丘店オープンのタイミングで店長に指名された。同店は「グリーンレーベル リラクシング(GREEN LABEL RELAXING)」の旗艦店。当時26歳の栗本さんには大きな挑戦だった。「右も左もわからず、予算が達成できるか、スタッフをマネジメントできるか、不安でいっぱいでした」。
そんな彼女を支えたのは、オープンから足を運んでくれた顧客たち。「店内で忙しそうにしていると、お客さまから『お顔が怖いわよ(笑)』と冗談まじりで指摘されることもありました。新しいお店だけど、気にかけてくれるお客さまがいる──そう思うと、自然と頑張る気持ちが生まれて、前を向けたんです」。今も地元客に愛され、親子3世代で利用する人や、オープン当初から通い続ける人もいる。
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