ポーラ・オルビスホールディングスは、2013年第3四半期(1〜9月)期連結決算を発表した。売上高は、対前年比105.9%の1373億4600万円、営業利益が同122.4%の98億900万円、経常利益が同128.8%の108億5200万円、純利益が同133.0%の49億500万円だった。
ジュリークやH2Oプラスなど海外ブランドが好調に推移した他、為替の影響により売り上げは前年をクリア。基幹ブランドのポーラやオルビス、育成ブランドのTHREEやpdcなど国内ブランドの収益性が向上したことで営業利益は大幅に伸長し、増収増益となった。
事業部別の売上高は、ビューティケア事業が同105.7%で1277億2000万円、不動産事業が同105.7%で22億6600万円、その他が同109.3%で73億5900万円だった。ビューティケア事業は、ポーラが中国やロシアでの販売が好調で、売り上げも前年を上回った。オルビスはスキンケア製品の充実やネット通販を強化するなどして、堅調な売り上げを確保した。
通期連結売上高は、同104.2%の1885億円、営業利益が118.3%の160億円、経常利益が111.6%の163億円、純利益が122.7%の82億円を目指す。