「ポール・スミス(PAUL SMITH)」は、新進気鋭のクリエイターと取り組むコラボレーションプロジェクト“アンド ポール・スミス(&PAUL SMITH)”第2弾として、“コミッション &ポール・スミス”を発売した。今回のパートナーはニューヨークを拠点とするブランド「コミッション(COMMISSION)」のディラン・カオ(Dylan Cao)とジン・ケイ(Jin Kay)。「ポール・スミス」公式オンラインショップおよび銀座店、丸の内店、渋谷店、大阪店で数量限定で販売中だ。
同コレクションは、ポール・スミス(Paul Smith)と彼の父ハロルド・スミス(Harold Smith)が撮影した写真集「父と息子(Father & Son)」や、「ポール・スミス」のアーカイブをインスピレーション源に22アイテムがデザインされた。
ポールは「ディランとジンが過去のコレクションに触発され、独自のユニークなひねりを加えてくれたことを非常に嬉しく思う」と話す。一方、ディランとジンは「90年代後半のポール・スミスのアーカイブには、私たちの商品とストーリーテリングに対するアプローチに似たところがあり、さまざまなストーリーとその底意とが折衷的にミスマッチしている」とコメントした。
今回のパートナー候補者の選出にあたり、CFDA(アメリカ・ファッション・デザイナー協議会)が協力した。CFDAは、北米を拠点に置く新進メンズウエアデザイナー育成を目的とするパートナーシップを「ポール・スミス」と締結している。
「コミッション」は西洋ファッションにおける東アジア文化のビジュアル言語を再定義し、立ち位置を高めることを目指している。1980年代・90年代に彼らの両親がベトナムと韓国で着ていたワードローブにインスパイアを得た、ノスタルジックなユニホーム風のデザインが特徴。