「マスターマインド・ジャパン」は3月17日、渋谷ヒカリエのヒカリエホールAで、2013年春夏コレクションを発表した。ブランド設立15周年を迎えた今シーズンで活動を休止すると発表していた同ブランドにとって、最後となるメンズのランウェイショーだった。
バックステージを担当したのは、世界ベースで活躍するプロチーム「M・A・C」。リードを務めた耕万理子=M・A・C シニア アーティストは、「洋服は、T-シャツを始めとするカジュアルからスーツなどのフォーマルまで、幅広いラインアップを用意したということで、デザイナーからは26人のモデルの素を引き出すようなメイクを施すようにと指示された。彼らが持つキレイな肌を生かすためにファンデーションは使用していない。赤みやニキビなどを、コンシーラー『プロ コンシール アンド コレクト パレット ライト』(M・A・C表参道ヒルズ店限定)でカバーしたのがポイントだ」と話した。
唇は、リップクリームで潤いを持たせた上から、コンシーラーをのせて赤みを押さえた。まるでメイクをしていないような印象だからこそ、そこには日常に落とし込めるようなメイクアップ テクニックが詰まっていた。たとえば、まゆ毛は透明なマスカラを使用して毛並みを整えて完成。「まゆ毛は、『ブロウ セット(クリア)』を使用した。乾くと何もつけていないようなつけ心地なので、オススメ製品。ベースにのせた『プレップ プライム スキンスムーザー』は、ツヤやテカリを抑えるサラッとしたクリーム。普段使いもできるので持っていると便利」と耕=M・A・C シニア アーティスト。動画ではショーの音楽と合わせて、メイクの工程をチェック!