1973年6月14日に開業した渋谷パルコは、50周年を記念するイベント「フィフティーフィフティー(50/50)」を11月17日からスタートした。初日の17日には夕方から複数のフロアでDJブースを設置し栗野宏文やAAAMYYYがプレイしたほか、4階の「パルコミュージアム」では名作として名高い過去の広告を展示、10階の「コミューンカフェ」では小袋成彬ら人気アーティストがライブも行った。
この日はあいにくの雨だったが、夕方前には晴れ間を見せた。2019年11月22日の建て替えリニューアルオープンの日も雨だった。リニューアルオープンの内覧会に業界関係者が7000人を詰めかけるほど話題になった渋谷パルコだったが、わずか3ヵ月後にはコロナ禍が来襲。以降の3年間は苦戦を強いられてきた。だがコロナ禍が収束すると、開業後の目標だった売上高200億円は23年3月期で達成、インバウンドの恩恵を受けながら今年度は300億円に迫る勢いだ。
イベント初日のパーティの模様をフォトグラファーの作永裕範が撮影した。