ミラノ発−「ブルガリ」は9月、2005年に発売したブランドの人気No.1フレグランス「オムニア クリスタリン」のオーデパルファムを発売する。香りの立ち上がりは透明感のあるマンダリンとハスの花。続いてアイリスとヘリオトロープが香る華やかなフローラル調のミドルノートを経て、ラストはサンダルウッドやムスクへと、繊細なトーンで変化。ボトルはフェミニンなパーリーピンク。オムニアシリーズの生みの親である調香師のアルベルト・モリヤスは「オムニアシリーズの中で、最もフェミニンな香りに仕上がった。セクシーだけど上品で、まるで"第二の肌"をまとうようなつけ心地だ。まさに『ブルガリ』のモダンな世界観にベストマッチする香りだ」と語る。
価格は40mlが69ユーロ(約8900円)、65mlが85ユーロ(約1万1000円)。全世界で9月に同時発売し、約2万2000の売り場で販売する。日本では9月25日に発売する。業界関係者は、オムニアシリーズの小売り売上高を1億2000万ユーロ(約156億円)と見込み、そのうちの半分をクリスタリンのオーデトワレとオーデパルファムが占めるとみている。