トランジットジェネラルオフィスは、ビューティ分野に参入する。ウェルネス市場が世界規模で拡大し、消費者の健康や美容に対する意識が高まっていることを受け、“脳疲労”に着目した骨膜ヘッドスパ「パーム ハウス(PALM HOUSE)」を、12月15日にオープンする。ホットペッパービューティーと公式LINEで、11月末日から予約を受け付ける。
同社は、ライフスタイルコンテンツを作り続けてきた中で、コロナ禍を経て美容や健康に関するニーズの高まりをキャッチし、ビューティ分野へ進出する。「昨今、ヘッドスパは注目されており、休むことなく頭や脳を日夜使い続けることで情報を処理しきれず、多くの人が慢性的に脳疲労状態に陥っている。脳疲労を放置すると、自律神経の乱れ・免疫低下などあらゆる病気を引き起こすことから、解消するには脳を十分に休ませることが重要。ヘッドスパを通じて脳の健康、心身のウェルネスをサポートする」(池田真奈美トランジットブランディングスタジオ プロジェクトプランナー)と「パーム ハウス」を開設する。
「パーム ハウス」は“ブレイン ウェルネス”をコンセプトに掲げ、自律神経の乱れや免疫低下などを解消する手段としてヘッドスパを提案する。ターゲットは、充実しつつも情報量や労働量が多く、日々忙しく過ごす男女。骨膜整体師®️の川島悠希が監修し、頭皮の深層にある骨膜にアプローチする独自メニューを開発。さらに、脳科学者の西剛志をアドバイザーに起用した。
“骨膜ドレナージュ”(60分、1万3200円/90分、1万6500円)は、リンパマッサージで老廃物の排出を促し、骨膜にアプローチすることで眼精疲労を和らげる。クレイを使った頭皮クレンジングやナノバブルシャンプー&トリートメント、肩・背中マッサージ、アイケア、デコルテケアを施す。“「OWAY」スペシャルトリートメント”(90分、1万9800円)は、ハーブとクレイのピーリングエッセンシャルオイルを月の満ち欠けに合わせて調合し、浄化と解毒に働きかける。
ヘッドスパのほか、独自にセレクトしたウェルネスアイテムを販売。100%天然原料にこだわる、日本初上陸のボディーケア・ホームフレグランスブランド「アイル(AILE)」や、ノンアルコール飲料の製造・充填を行う都市型のボトリング工場「カンパニー(CAN-PANY)」などの商品を取り扱う。
店内のインテリアは、五感を刺激する素材をテーマにデザイン。香港を拠点に活動するセラミックアーティスト・エフェリス(EPHELIS)は、手のひらを生業のツールとするセラピストへの敬意を表し、両手で包み込むようなデザインのアート作品を展示した。葉脈や手の皺、脳波を表現した“パーム”のロゴデザインは、プロダクトデザイナー兼アートディレクターの黒野真吾が手掛けた。
今後も同社は、自分自身のケアやウェルネスに関心がある層を中心に、幅広く周知させる狙いだ。
■パーム ハウス
オープン日:12月15日
時間:平日 11:00〜22:00 / 土日祝 10:00〜22:00
住所:東京都渋谷区神宮前3-42-15 PAL COURT 神宮前 101
席数:4席
>ホットペッパービューティー