ファッション

【NYコレ】エッジィで美しく、でも可愛くなりすぎない。これが「マーク ジェイコブス」の女の子

 今シーズンの「マーク ジェイコブス」は、秋冬コレクションと見間違えるほどのダークでヘビーなルックが並ぶ。それに対してヘアメイクは、金髪ボブのウィッグにブルーのアイラインを跳ね上げたエッジィな印象で合わせている。「(ニューヨークのトレンドである)ヘルシーな質感には仕上げたくなかった。そんなのはつまらない。エッジィで美しく、でも可愛くなりすぎない。これがマークの女の子」とフランソワ・ナーズ。目もとはペンシルで描いたブルーのアイラインを「スラッシュを描くように」(フランソワ)、筆でオーバーめに伸ばして描く。肌はファンデーションを薄くのばした後、あえて質感を消すようにパウダーをしっかりとのせた。一部では「マーク ジェイコブス」が自身のビューティコレクションを発売したことから、NARSによるサポートの継続を心配する声も聞かれたが、マークとフランソワのタッグなしではこのルックが完成しなかったことは容易に想像できる。

 ヘアはグイド・パラウ。明るくブリーチしたフルウィッグを全モデルに着用させ、そこからそれぞれのモデルに合わせてフロントやサイドをカット。根もとはスプレーでダークに染めた。「一人ひとりにシャープさが違う」と、シェイプ(=形)にかけたジョークを話すグイドからは、マークとの仕事を心から楽しんでいる様子が見て取れた。
ネイルには今月デビューした「マーク ジェイコブス ビューティ」の2014年春夏限定色のブラウンが使われていた。

MAKE-UP:フランソワ・ナーズ(NARS)
HAIR:グイド・パラウ(レッドケン)
NAIL:マリアン・ニューマン

マーク ジェイコブス 2014年春夏ニューヨーク・コレクション 全ルック

2014年春夏ニューヨーク・コレクション 関連記事一覧

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

27メディアが登場、これが私たち自慢の“ナンバーワン”【WWDJAPAN BEAUTY付録:化粧品専門店サバイバル最前線】

11月25日発売号は、毎年恒例のメディア特集です。今年のテーマは "ナンバーワン"。出版社や新興メディアは昨今、ウェブサイトやSNSでスピーディーな情報発信をしたり、フェスやアワードなどのイベントを実施したり、自社クリエイティブやIPを用いてソリューション事業を行ったりなど、事業を多角化しています。そのような状況だからこそ、「この分野ならナンバーワン!」と言えるような核を持てているかが重要です。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。