メディアのイベントの目的は、メディア自体のように千差万別。新たな出会いから、既存読者との繋がり、そして一方通行ではないデジタルコミュニケーション、社会課題に向き合ったアティチュードの発信まで幅広い。そして、目的に応じてコンテンツまで「編集」できるのがメディアの強みだ。各社は、何を目的に、どんなイベントを開いたのか?(この記事は「WWDJAPAN」2023年11月27日号からの抜粋です)
宝島社「オトナミューズ」&「アンド ロージー」
梅田美佐子/宝島社「アンド ロージー」編集長
渡辺佳代子/宝島社執行役員「オトナミューズ編集長」
宝島社のファッション誌「オトナミューズ(otona MUSE)」と「アンド ロージー(& ROSY)」は9月、六本木ヒルズの大屋根プラザでイベント「オトナの美容祭」を開催した。イベントのきっかけは、両誌を含む宝島社の雑誌で幾度となく表紙を飾ってきた梨花と美容の話で盛り上がったから。渡辺佳代子「オトナミューズ」編集長は、「子育てなどでご自身の美容から遠ざかっていたという梨花さんは今、『50歳を過ぎて美容スイッチが入った』とおっしゃり、自分ならではのビューティにハマっている。梨花さんから『みんなで、楽しいイベントができないかな?』と持ちかけられたのがきっかけだった」と振り返る。
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