ロニー・ファイグ(Ronnie Fieg)が手掛けるニューヨーク発のスニーカーショップ「キス(KITH)」が、ウィメンズライン「キス ウィメン(KITH WOMEN)」のクリエイティブ・ディレクターにダニエル・カタリ(Danielle Cathari)を招へいした。同ラインにクリエイティブ・ディレクターが就くのは、2015年の立ち上げ以来初めて。同氏は24-25年秋冬シーズンからコレクションを手掛ける予定で、これに先駆けて12月15日(現地時間)に初の旗艦店がニューヨーク・ソーホーのブリーカー・ストリート沿いにオープンする。
カタリ新ウィメンズ・クリエイティブ・ディレクターは、ニューヨークではストリートデザイナーの登竜門として知られているウェブマガジン「ブイファイルズ(VFILES)」の一般公募型ファッションショーで、17年に学生で初めて優勝。その後、オランダ・アムステルダムで自身のブランドを設立し、「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」や「ニューバランス(NEW BALANCE)」「クラークス(CLARKS)」などと協業してきた。
ソーホーにオープンする旗艦店は、「キス」の1号店の跡地で、店内にはアーティストのマーク・ジュピター(Mark Jupiter)が制作したウォルナット材と大理石からなる什器をはじめ、「ヴィアビズーノ(Viabizzuno)」によるイタリア製の特注シャンデリアやトラバーチンの棚などを設置。「キス ウィメン」のアイテムを中心に、さまざまなブランドのアパレルやアクセサリー、シューズなどをそろえるという。また、ニューヨークを拠点とするプラント&フラワーショップ「プラントシェド(PlantShed)」と提携したカフェスペースも設けた。
なおオープン日には、限定コレクションアイテムを発売し、公式アプリや公式オンラインストアでも取り扱う。