女性としての自意識と向き合ってきたライターの雨宮まみが、資本主義社会を否定するアナキズム研究者・栗原康と、理想の暮らしや働き方について語り合うトークショーを行う。
雨宮ライターは、自身の"女性性"とうまく付き合えないことから生き辛さを感じ、自意識にもがき苦しんだ半生を綴った初著書「女子をこじらせて」(ポット出版)を2011年に上梓。鮮烈な印象を与え、13年・14年の流行語大賞に「こじらせ女子」がノミネートされる。女性の自意識や恋愛、性などをテーマに多くの媒体で執筆。映画や舞台、芸術にも造詣が深く、活躍の幅を広げ続けている。
栗原康は、東北芸術工科大学非常勤講師で、専門はアナキズム研究。著書に「G8 サミット体制とはなにか」(以文社)、「大杉栄伝ー永遠のアナキズム」(夜光社)などがある。
雨宮ライターは、最新の著書「自信のない部屋へようこそ」(ワニブックス)の執筆に際し、自分の部屋とじっくり対峙し、暮らし、お金、人生について気付いたことがあるという。同トークショーは、秋の夜長、暮らしについて、生き方について、彼女らと一緒に考えるイベントになっている。
■雨宮まみ×栗原康トークイベント
「はたらかないで、素敵な暮らし?」「自信のない部屋へようこそ」刊行記念
日時:11月18日
時間:20〜21時半
参加料:1500円(1ドリンク付き)
場所:かもめブックス(東京都新宿区矢来町123 第一矢来ビル1階)