マンダムの連結子会社であるPT マンダム インドネシア Tbkは、インドネシア・ジャカルタにある本社兼工場をブカシに移設。併設した工場を新たに建設し、完成。6月12日に竣工式を行った。式には、ラーマット ゴーベル・インドネシア共和国商業相など300人以上が出席した。
新工場は、アジア市場の化粧品需要拡大による生産数増加と、新規事業を視野に入れた生産品種増加に対応するため、「より高品質・より低価格」な製品を製造できる「生産センター」として位置付けており、現在稼働中のプラスティック容器成型工場との距離も縮まることから、輸送の効率化を図る。マンダムは、これらの設備投資のため約47億円を支払った。
マンダムグループは、現在、日本とインドネシア(2つ)、中国の4つの工場で生産供給体制を構える。日本の福崎工場は、グループのマザーファクトリーという位置づけで高品質な製品製造A生産技術革新の継続B各工場に対する技術革新支援が可能だ。また、中国工場は、巨大な中国市場攻略に向けた商品供給を目的としている。これらの生産供給体制の下、今後も成長が期待されるアジア市場に対して、製品の効率的な生産および供給を行っていく。