「ゴールデン・グローブ賞」「プライムタイム・エミー賞」など各アワードのレッドカーペットでは、注目のセレブリティーらがトレンドを解釈したルックを披露する。授賞式で見られるドレスは“憧れ”の存在だが、ネイルであれば日常に取り入れることが可能だ。
エミリー・ブラント(Emily Blunt)、ジェシカ・チャステイン(Jessica Chastain)、ジョナサン・ヴァン・ネス(Jonathan Van Ness)といったスターらを担当するネイルアーティストのジュリー・カンダレック(Julie Kandalec)は、セレブ達に使用しているツールやポリッシュ、テクニックの秘訣をSNS上で熱心にシェアしている。米「WWD」はジュリーに、アワードシーズン中に注目したいセレブリティーのネイルトレンドや、同じネイルを自宅で再現するためのヒントを聞いた。
【ジュリー・カンダレックに学ぶ、2024年ネイルトレンドキーワード】
シマーテクスチャー
昨今、セレブのネイルトレンドはカラーだけにとどまらず、テクスチャーや仕上げ自体がカギになりつつある。「今のトレンドは間違いなくキラキラ、グリッター、メタリックなど、輝きのある質感」とジュリーは言う。「ゴールデン・グローブ賞」のために、ジュリーは煌めくローズゴールドのジェルをエミリーの指先に塗った。「エミリーも私も、普段はあまりキラキラしたものは身につけないので、これは私達にとってもレッドカーペットにとっても楽しいものだった」。
シアー&ヌーディ
カラフルなドレスやジュエリーを引き立てるには、シアートーンやヌーディな色味のポリッシュが好相性だ。ジュリーは、ジェシカの「エミー賞」のドレスルックに、ゴールドの斑点が入ったセミシアーなソフトピンクのポリッシュを選んだ。「クリエイティブ・アーツ・エミー賞」でのジョナサンの指先には、ジェリー感があるピーチカラーをオン。
リフレクティブ・レッド
「ワードローブと同様、ネイルカラーでも赤が大流行している」とジュリー。クラシカルなトーンを刷新するために、メタリックのポリッシュをベースに重ね、反射するように仕上げるのがポイントだ。24年の授賞式シーズン、ジュリーが担当するセレブリティーらは、深みのあるボルドーや、艶々のレッドなど、あらゆる赤色のネイルを身につけた。彼女達からヒントを得て、ネイルとルージュを赤でコーディネートするのもおすすめだ。