ファッション

ビューティ業界の重鎮、ロビン・バーンズが新会社バタフライ ビューティを設立

 エスティ ローダー カンパニーズやヴィクトリアズ シークレット ビューティで要職を歴任してきたロビン・バーンズ=バタルーア ビューティ会長とパートナーのサム・グソンが、化粧品新会社バタフライ ビューティを設立した。同社は、「デレク ラム(DEREK LAM)」「エリザベス・アンド・ジェームス(ELIZABETH AND JAMES)」「ロバート・グラハム(ROBERT GRAHAM)」を含むデザイナーズブランドなどのフレグランス、カラーコスメ、スキン・ボディー・ヘア・パーソナルケア製品の販売とマーケティングをグローバルで展開する。

 まずは、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン傘下のケンドー社と提携し、「エリザベス・アンド・ジェームス」のフレグランスのシグニチャー「ニルヴァーナ ブラック アンド ホワイト」や、デザイナーのオルセン姉妹が手掛けるフレグランスを2015年下旬から16年上旬にかけ、北米の高級百貨店やウェブサイトで販売する。16年下旬から17年には、イギリスなどのヨーロッパ圏でも順次展開する。この他、16年春には「ロバート・グラハム」からメンズフレグランス、「デレク ラム」のディフュージョンライン「10クロスビー・デレク ラム(10 CROSBY DEREK LAM)」から、25〜35歳のミレニアル世代をターゲットにしたウィメンズフレグランスをローンチ予定だ。

 なお、創設者の2人が06年に設立したバタルーア ビューティ社も、ビューティブランドの事業および製品開発を手掛けているが、「今回立ち上げたバタフライ ビューティ社はまた違う形で事業を展開していく」としている。バタルーア ビューティ社は12年、クリスチャン ルブタン社と合弁でクリスチャン ルブタン ボーテを立ち上げ、14年にネイルポリッシュラインを発売したことでも知られる。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

27メディアが登場、これが私たち自慢の“ナンバーワン”【WWDJAPAN BEAUTY付録:化粧品専門店サバイバル最前線】

11月25日発売号は、毎年恒例のメディア特集です。今年のテーマは "ナンバーワン"。出版社や新興メディアは昨今、ウェブサイトやSNSでスピーディーな情報発信をしたり、フェスやアワードなどのイベントを実施したり、自社クリエイティブやIPを用いてソリューション事業を行ったりなど、事業を多角化しています。そのような状況だからこそ、「この分野ならナンバーワン!」と言えるような核を持てているかが重要です。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。