ハーバー研究所は1月22日、無添加コスメ「ハーバー(HABA)」のメイクアイテム(全38品、770〜4290円)を刷新した。2016年以来の定番品を刷新で、さっぱり・しっとりと2種の肌仕上がりを用意したり、下地やファンデーションなど8品で医薬部外品を取得したりと、メイクアイテムでも美白やシワ改善をかなえる。直営店や通信販売、百貨店で展開する。
同社は1983年の創業以来、無添加にこだわりスキンケアに加えメイクアイテムも肌に負担の少ない仕様を貫く。99年からは全メイクアイテムをミネラルカラー処方で展開する。8年ぶりに刷新したメイクアイテムは、肌悩みを抱える大人肌に向け、医薬部外品を取得した薬用シワ改善、美白、肌あれ防止、スキンケア成分を配合したベースメイク・ポイントメイクをそろえる。
シワ改善、美白をかなえるアイテムとして、ナイアシンアミドやレモンバームエキス、スクワランを配合した下地“薬用 オイルコントロールベース” SPF 31/PA+++(さっぱり)、SPF24/PA+++(しっとり)(全2種、各25mL、各3080円)や、ファンデーション“薬用 タイムケア リキッドファンデーション” SPF38/PA+++(さっぱり)、SPF28/PA++(しっとり)(全2種、各7色、各4290円)などをそろえる。
肌あれ防止のアイテムではグリチルリチン酸ジカリウムを配合した“薬用 スキンケアスクワBB” SPF22/PA+++(全2色、各3520円)。スキンケア成分を配合したアイテムは、スクワランなど美容液成分を配合した“毛穴つるつるマットベース”(13g、1760円)、“パーフェクトカバーコンシーラー” SPF27/PA+++(全3色、2420円)などを扱う。
リップやアイカラーなどポイントメイクも保湿成分スクワランやハリケア成分や美容液成分をぜいたくに配合。無添加と、現存する色素の中で最も安心と言われるミネラルカラー処方はそのままに、鮮やかな発色、豊富なカラーバリエーション、美しい仕上がりを実現した。
パッケージは環境に配慮したリサイクル樹脂やバイオマスペットを使用。容器は「『ハーバー』を代表する美容オイル“高品位スクワラン”を想起する角ボトルに変更した」(PR担当者)。容器のカラーもこれまでのパステル系からブラックブラウンを基調とし、マットな質感を採用。価格は5%ほどアップした。なお、既存アイテムはアウトレット価格で販売する計画だ。
「ハーバー」の2023年3月期のカテゴリー別売り上げシェアは、基礎化粧品が64.9%、メイクアップが7.2%を占めるが、刷新を機にメイクアップのシェア拡大を図る。