資生堂が、行楽シーズンの到来を前に「旅先で役立つ美容テクニック」を発表した。梅雨が明けると8月は、お盆やシルバーウイーク、9月は大型連休など帰省や旅行シーズンを迎える。そこで、極力荷物を減らし、かつ写真撮影の機会に備えて常にキレイでいるためのテクニックを紹介する。
夏の肌は、紫外線を浴びることで肌表面のターンオーバーの不調を招き、肌が持つバリア機能や潤い保持機能が低下する。またエアコンが効いた室内で過ごすことにより体が冷えて血液循環にも不調を及ぼし、肌全体の活力が低下する。暑いからという理由でベタつきを気にして乳液やクリームの使用を控えている人は、潤い不足に要注意。スキンケアの基本である化粧水や乳液、クリームは適量使用することがお薦めだ。特に、マスクは潤いを保持し、美容成分の浸透を高めるため、キメ細かい美しい肌に仕上げるので効果的。軽くてかさばらず、携帯にも便利だ。さらに小さめのミストは、カバンに入れておくと手軽に潤い補給ができるアイテムだ。
ヘアは、旅先で前髪をセットしたいものの、カーラーを持ち歩く余裕がない人も多い。そこで、ピンとティッシュで簡単にカールできるコツを紹介する。ティッシュを1/4にカットし、流したい前髪を分け目から3cm角くらい取り、真ん中〜毛先をティッシュでくるみ両端を持つ(1)。くるんだ前髪を分け目側の手の人差し指と中指に前から後ろに1回(髪が多い人は2〜3個分に分けて作る)巻きつける(2)。毛先と根本をピンでとめ、メーキャップが終わる時にピンをとり、前髪を手で整えると自然な毛流れができる(3)。
他にも、長時間のフライトや新幹線、車移動などで足がむくんだ時に使えるツボ押しを2種類紹介。すねの骨をすり上げて、指が止まったところから外側に向かって指2本目のくぼんでいるところ「足三里」を両手の親指を重ねて押す方法。もう一つの方法は、ふくらはぎの中央よりやや下部分を、つま先を下して両手の中指を重ねて押すというものだ。