ファッション

ゼンデイヤが「ミュグレー」のロボットスーツを着用し話題に 95年秋冬コレクションのアーカイブ

ドゥニ・ヴィルヌーヴ(Denis Villeneuve)監督が手掛ける映画「デューン 砂の惑星 パート2(Dune: Part Two)」のワールドプレミアがロンドンで開催された。同プレミアに出席したゼンデイヤ(Zendaya)は、ティエリー・ミュグレー(Thierry Mugler)が1995-96年秋冬オートクチュール・コレクションで披露したロボットスーツを着用し、SFムードを演出した。ゼンデイヤは同映画の主人公、チャニ役を演じている。

パリで開催された「ミュグレー」25周年記念ランウエイショーに登場したこのロボットスーツは、テア・フォン・ハルボウ(Thea von Harbou)の小説、「メトロポリス」に登場するキャラクター“フューチュラ”に着想したもので、制作には6カ月を要した。製作にあたりコラボレーションしたアーティスト、ジャン=ジャック・ウルクン(Jean-Jacques Urcun)はミュグレーの望むデザインを実現するために新たな技術を開発し、クロームメッキのフレーム全体にプレキシガラスのカッティングを施した。

2022年、このロボットスーツはニューヨークのブルックリン美術館で「ティエリー・ミュグレー: クチュリシム」展の一部として展示された。また、ケイシー・キャドワラダー=デザイナーが制作したカスタム・バージョンの作品は、23年6月にビヨンセ(Beyonce)が「ルネッサンス・ワールド・ツアー(Renaissance World Tour)」で着用した。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

メンズ32ブランドの猛暑に負けない推しスタイル 2025年春夏メンズ・リアルトレンド

「WWDJAPAN」12月16日号は、2025年春夏シーズンのメンズ・リアルトレンドを特集します。近年は異常な暑さが続いており、今年の夏は観測史上最も暑い夏になりました。ファッション界への影響も大きく、春夏シーズンはいかに清涼感のあるスタイルを提案するかが大切になります。そこで、セレクト各社やアパレルメーカーの展示会取材、アンケートを通して全32ブランドの推しのスタイルを調査し、メンズのリアルな傾…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。