「ジョンマスターオーガニック」「シン」などを取り扱うスタイラの兄弟会社、スタイラ クエストランドが、2012年11月に設立された。第1弾として、ロンドン発のヘアケアブランド「パーシー & リード」と、ニュージーランド生まれのヘアケア&ボディケアブランド「ソンズ」を導入。百貨店やセレクトショップを始め、サロンでの展開を開始する。
スタイラ クエストランドの吉田芳章・代表は、「オーガニックという枠組みに捉われることなく、ライフスタイル、価値観の提案を行なっていく。本物志向の顧客の要望に応えるため、世界中からユニークで新しいプロダクトを発見し創出する」と、新会社設立の経緯を説明した。
第1弾となる、「パーシー & リード」は、ロンドンの有名ヘアスタイリスト、ポール・パーシヴァルとアダム・リードにより誕生したブランド。2人は、2007年にサロンを開店し、現在では多くの著名人も顧客に名を連ねる有名店。2011年にオリジナルブランド「パーシー & リード」をスタート。サロンの仕上がりをどこでも再現できるパーフェクトなヘアプロダクトを目指して開発。シャンプーは、残留物や化学物質を残さず髪を洗い上げ、コンディショナーは髪にコシとツヤを与える。パーッケージデザインは、彼らの性格そのままの、楽しくウィットなデザインを採用している。製品は、ヘア製品9種類、スタイリング製品9種類。販路は、3月6日にリモデルグランドオープンする伊勢丹新宿本店1階で先行発売。その後、阪急うめだ本店、バルスといった小売店の他、サロンでの展開も決定している。
「ソンズ」は、20年以上、美容分野での経験を持つルーシー・マーにより、2009年に設立。“ソンズ”は、フランス語で“ウィズアウト”の意味があり、“何も隠すことがない効果的な美”を表している。可能な限りオーガニック原料にこだわりながら、バイオテクノロジーを融合。“ハイブリッドな新世代シューティカル”ブランドとして発信している。製品は、ヘアケア、ボディケアの計14種類。販路は、3月に阪急うめだ本店を皮切りに、4月から伊勢丹新宿本店、エストネーション、バルスでも販売。サロンでの展開も予定している。