オンワードホールディングス(HD)は、新会社ジョゼフジャパンを設立し、3月1日から新体制での事業を開始する。オンワードHDの100%子会社である英ジョゼフ リミテッド(JOSEPH LIMITED)が全額出資した。オンワード樫山が運営してきた「ジョゼフ(JOSEPH)」の国内ウィメンズ事業を継承する。英国法人の直轄にすることで、ブランドの世界観や魅力を強く訴求できる体制にする。
日本における「ジョゼフ」は、オンワード樫山がウィメンズとメンズの計35店舗(ウィメンズ7店舗、メンズ25店舗、複合型3店舗)を百貨店などで運営する。新会社に移管するウィメンズはインポート品、オンワード樫山に残すメンズ「ジョゼフ オム(JOSEPH HOMME)」はライセンス品という違いがある。インポート品のウィメンズはMDやマーケティングで英国法人との連携を深める。
ジョゼフジャパンの社長には、かつてチャールズ&キースジャパンの社長を務め、直近ではオンワードHDの欧州担当だった加賀谷潤氏が就任する。会社は東京・芝浦のオンワードベイパークビルディング内に置く。