カネボウ化粧品は7日、「ロドデノール」配合美白化粧品の白斑被害症状に関する原因究明と再発防止に向けた、社内取り組みについて発表した。12日付で品質保証に関する部門を親会社の花王の品質保証本部に統合し、グループ一体運営の中で品質課題に対処していく。また、カネボウ化粧品のお客さま相談窓口であるコンシューマーセンターを、花王の生活コミュニケーションセンターに統合する。これにより、コールセンター機能の強化を図り、ユーザーからの化粧品に関わる申し出を共有化。さらに関係省庁などとの連携を強化していく。
さらに7月12日から外専門家による第三者調査に関しては、ユーザー、医師、社員などから寄せられた情報の取り扱いの妥当性など原因究明の調査を継続している。これに関しては、9月初旬を目処に報告する予定となっている。