ファッション

「WWD-NY」が第12回「WWD ビューティ インク アワード」を発表

 「WWD- NY」は、ビューティ業界で躍進したブランドや製品を表彰する「WWDビューティインク アワード 2013」を発表した。今年はカラーコスメが躍進し、各カテゴリーで受賞。また百貨店やドラッグストアの改装が相次いだことから、魅力的な売り場に贈られる「リテーラー オブ ザ イヤー」も注目を集めた。

 近年盛り上がりをみせるオンライン戦略において、革新的な取り組みをしているブランドに贈られる「デジタル イノベーター オブ ザ イヤー」には、"オンライン メイクアップ・アーティスト"のミシェル・ファンがプロデュースしたロレアルUSAのコスメブランド「Em(イーエム)」が輝いた。「Em」はロレアルのリュクス事業部がオンラインでローンチした初めてのブランドとして注目を集め、8月のデビューからわずか3ヵ月でユーチューブ上の公式チャンネルの登録者数が350万人に達した。今年デビューした話題のブランドに贈られる「ローンチ オブ ザ イヤー」には、「マーク ジェイコブス ビューティ」が選ばれた。

 CSRアワードは、1990年代から骨髄バンクへの支援を続けてきたコティが受賞。業界に大きな功績を残した人物に贈られるヴィジョナリーアワードを受賞したのは、女性をターゲットにしたアパレル及び化粧品ブランドを展開するLブランズのレスリー・ウェクスナー=創業者兼会長兼最高経営責任者。Lブランズは人気ランジェリーブランドの「ヴィクトリア シークレット」やライフスタイル雑貨「バス&ボディ ワークス」を展開し、下着や雑貨とともにコスメの売り上げも伸ばしている。「女性がパーソナルケア用品を買う場所として、百貨店もしくはドラッグストアではなく、アパレルショップという新たな場を創出した」という理由で選出された。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。