「ポーラ(POLA)」は、スキンケアからベースメイクまで展開する個肌対応カウンセリングブランド「アペックス・アイ」を、強みである肌分析力と技術力をアップさせ、さらに個肌に合ったブランドとして進化させた。名前も「アペックス」に変更し、7月4日から中京・近畿地区で発売、順次全国で展開する。初年度の売上高は、60億円を目指す。
アペックス・アイは、1989年に業界初の個肌対応ブランドとして誕生した。鈴木弘樹・社長は「創業85周年の節目となる今年、一人ひとりはもちろんのこと、広く社会に対し、最高の技術とサービスを提供することを約束するブランド、アペックスとして生まれ変わった。今回、進化したことで、ハイプレステージ化粧品市場におけるポーラのシェアをさらに拡大させる」と語り、同社の基幹ブランドであるB. Aとともに、より業界での存在感を高める狙いだ。
進化のポイントは3つある。�@肌表面のミクロな情報から、肌の内部まで推定する次世代型分析システム「肌全層分析R」を実用化した。角層だけでなく、真皮のコラーゲンの状態、糖化の状態、毛細血管などの状態まで分析が可能となった。この過程で、基底層凹凸構造が肌の美しさの未来を左右する新指標となり得ることを発見した。�A肌の未来を見据えた「個肌対応設計」へと進化。256万通りのスキンケアと3600通りのメイクから、一人ひとりに適した製品を提案する。�B「定期的な提案(定期的なスキンチェック)」。季節や環境、ライフスタイル、体調など、さまざまな要因と肌の関係を促え、常にベストな肌コンディションをサポートするための継続的な提案を行なう。
■ポーラ「アペックス」
価格:(スキンケア)3800〜16000円、(メイク)5800〜9000円、(メイク小物)350〜2000円
発売日:2014年7月4日