アートディレクターで「れもんらいふ」代表を務める千原徹也は4月1日、クリエイティブエージェンシーのモノポトーキョー(MONOPO TOKYO)と協業して、企業向けプロジェクト“トーキョー カルチャー ラボ(TOKYO CULTUERE LAB)”を始動する。拠点は「東急プラザ原宿 ハラカド」だ。まずは5社で開始する。
本プロジェクトは、千原徹也とさまざまなジャンルのクリエイター陣が企業をサポートし、社内にカルチャーをインストールしてブランド価値の高い企業を目指すもの。具体的には、カルチャーを牽引している人材をCCOとして企業とつなげ、デザイン性の高い企業ブランディングの企画、社員・新人向けのクリエイティブ講座や教育、クリエイティブ留学(れもんらいふへの出向など)の機会の設置、商品や社内イベントのプロデュース、文化人やタレントなどのコミュニティの紹介・交流、社内外向けのYouTubeやSNSなどのコンテンツ企画などのサービスを実施する。
千原徹也は「ビジネスの世界において数字や実績は“成功”という過程には大切だが、その先、会社が楽しいか、自分である必要があるかなどを考えていくと“文脈”カルチャーが必要な気がしている。AIが全てを弾き出せる社会だからこそ、クリエイター共通のカルチャーである「いいね」「かわいい」「イケてる」という“文脈”をビジネスにインストールできたら次の未来が見えてくると思う」と語っている。
なお、5月27日には、「東急プラザ原宿 ハラカド」でクリエイティブスクール「RE:DESIGN SCHOOL 専門学校を再デザインする」を開校する。