アシックスは4月5日、建築家の隈研吾氏とのコラボレーションシューズ第3弾“アーキサイト・オル(ARCHISITE ORU)”(3万3000円)を発売する。オフィス外での仕事が多いという隈氏の日常生活にフォーカスし、「建築現場のような路面環境からホテルのリラックスシーンまで、シューズを履き替えることなく彼(隈氏)の日常を足元から支えることができる構造」(発表資料から)を採用したシューズだ。
2019年に発売した第1弾、21年に発売した第2弾で採用したデザインに通じる、日本の竹細工から着想した複雑なテープ編み構造の上に、半透明のアッパーカバーが重なるような2層構造が特徴。折り畳みながらゴムひもで留める作りになっており、ゴムひもを外せばサンダルのような開放的な履き心地につながるという。折り畳む動作が「折り紙などの所作に近い」ことから、モデル名を“オル”とした。
ミッドソールには植物由来の素材を活用。トレイルランニングシューズにも使用しているグリップ製に優れたアウターソールを採用した。アシックス原宿フラッグシップ、アシックス公式ECのほか、一部のスニーカーショップでも扱う。白のみの展開で、サイズは23.0〜29.0までの0.5センチ刻みと、30.0センチ。