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「これ、から揚げじゃないの!?」 薬膳の知恵を取り入れたレシピ集“からだが整う菜食べんとう”が登場

主婦と生活社は4月25日、新刊“からだが整う菜食べんとう”(1790円)を発売する。これは肉や魚介、卵、乳製品などの動物性食品は使わず、野菜や乾物、豆といった植物性食品だけで作る菜食(ビーガン)のお弁当レシピ集。

著者は、お弁当販売やケータリングで人気を集める、料理家の中島芙美枝さん。冬なら「体を温める」、夏なら「余分な熱をとる」など、薬膳の知恵もとり入れた中島さんのお弁当は、食べ続けるうち「体がすっきり軽くなった」「便通がよくなった」「よく眠れるようになった」など“整う”感覚を実感できると評判。

旬の野菜がたっぷりで栄養満点、彩りのよいお弁当は、肉や魚を使っていないことを忘れてしまうほどの満足感。しっかり食べごたえがありつつも、消化がスムーズで胃にすっと収まることが意識されている。

お弁当作りを「気負わず続けてほしい」という意図から、同書の特徴として、まずは「おかず3品べんとう」からのチャレンジを推奨。3品でもしっかりお腹を満たせるような工夫が詰まったレシピを紹介している。慣れてきたら、“五味”を意識した「おかず5品べんとう」にチャレンジ。五味とは、塩・甘・酸・辛・苦。薬膳では“味”それぞれに役割があるとされ、五味がそろうと自然と栄養バランスが整うとされている。5品を自由に組み合わせれば、カラフルなお弁当になり視覚的にも満足させる。

毎日仕事で忙しく、食生活が乱れがち。加齢とともに体調の変化を感じ、食生活を見直したいと考えている。そんな人にぴったりの、体に優しいレシピ集になっている。

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