ビューティ
特集 中価格帯メイク攻略法 第4回 / 全4回

中価格帯メイクを活性化させる5つの戦略

有料会員限定記事

中価格帯メイクを活性化させる5つの戦略

中価格帯メイクの現状が見えてきたところで、取材に協力していただいた業界関係者に「中価格帯メイクを活性化させるためにはどうすればいいか」をヒアリング。そのポイントを5つの戦略としてまとめた。ここに中価格帯メイクブランド復活のカギがある。(この記事は「WWDJAPAN」2024年4月22日号付録「WWDBEAUTY」からの抜粋です)

協力者:
西原羽衣子/@cosmeリサーチプランナー
中原絢子/@cosme TOKYO事業部
西村拓也/トモズ 商品部マネージャー
岸野彩/トモズ 商品部チーフ 
匿名A/ドラッグストア 
匿名B/化粧品販売店
匿名C/ドラッグストア 
菅野沙織/日本輸入化粧品協会 理事長

戦略1:
ワクワクさせる施策・情報発信の強化

「K-POPや映画、ドラマなど、韓国はトレンドのハブになっていると言える」(匿名B)ことから、韓国コスメのメイクは、すでに“高揚感”をもって生活者に迎えられている。「それに対抗するのは難しいが、『キャンメイク(CANMAKE)』のSNSなどプチプラが提供する“ワクワク感”は参考になるはず」(匿名A)。「化粧下地とファンデーションは違うブランドを使う人がほとんどだからこそ、異なるブランドのアイテムと相性がいいなど、知る人ぞ知るという情報をインフルエンサーに発信すれば注目を引き付けられるはず」(中原氏)。また、「韓国の有名な女優やアーティストを起用し、生活者が『この人になりたい』と心動かす戦略」(西村氏)も参考にしたい。

pick-up 好調な国内ブランド1:
フジコ(FUJIKO)

この続きを読むには…
残り1891⽂字, 画像12枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。