マッシュスタイルラボは、ジェーシービー (JCB)、東日本旅客鉄道株式会社 (JR東日本)、ルミネ、カナダのYour Arborと共同で、商品別および決済手段別の CO2 排出量可視化による消費者の行動変容を検証する実証実験を開始する。Arborは、事業者のプロダクトやサプライチェーンなどで発生するカーボン・インパクトの算定技術を提供するカナダの事業者。
対象ブランドの店頭商品に CO2 排出量情報を確認できる QR タグをつけ、その情報を閲覧した消費者によるアンケート結果や売上データなどを基に、購買行動への変容を検証する。対象は、ルミネ新宿館内にある「スナイデル(SNIDEL)」「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」「フレイ アイディー(FRAY I.D)」「ミラ オーウェン(MILA OWEN)」の店舗で、4月26日から5月31日まで実施する。
本企画のファシリテーションを担当するJCBは実施の背景について「日本国内でもさまざまなサステナビリティ関連の取り組みが広がりつつある一方で、企業の取り組みを消費者に知ってもらうことで、企業に対するイメージや購買行動にどのような影響を及ぼすのかが可視化されているケースはまだ少ない。消費者へどのような行動変容を与えることができるのかを検証する実証実験とする」と説明する。