ファッション
特集 インバウンド2024 第1回 / 全12回

円安の意外な副産物「インバウンドバブル」の裏側を読み解く

無料で読める
円安の意外な副産物「インバウンドバブル」の裏側を読み解く

インバウンド消費が再び脚光を浴びている。コロナ禍後、世界的なマクロ経済は不透明感を増しているものの、円安や中国&東南アジアの経済成長、安全・安心な旅行先としての日本、その全てが日本のインバウンド消費にはプラスに働いている。銀座、原宿・表参道、心斎橋での訪日客57組106人への突撃インタビューから、インバウンドで好調な店舗・ブランドの現状と施策まで、新しいインバウンド消費の内実を追った。(この記事は「WWDJAPAN」2024年5月20日号からの抜粋で、無料会員登録で最後まで読めます。会員でない方は下の「0円」のボタンを押してください)

多様化する「爆買い」、高級ブランドから
カルトブランド、ご当地グルメも

多くの買い物客でごった返すゴールデンウィークの原宿のキャットストリートから、一本裏に入った細い路地にある民家を居抜きで使った小さなショップには、韓国や東南アジアの訪日客たちが行列を作っていた。シューズブランド「グラウンズ(GROUNDS)」のお店だ。1組の滞在時間が長く、1度に1〜2組ずつしか入れないため、韓国から来たキムさんとジヨンさん夫婦(こちらを参照)は1時間ほど並んでやっと店舗に入れた。にもかかわらず「インスタで見てずっと欲しかったお目当ての商品が買えた」と満足げだ。

国籍・地域別に見る
訪日外国人旅行消費額と構成比

この続きを読むには…
残り789⽂字, 画像2枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

メンズ32ブランドの猛暑に負けない推しスタイル 2025年春夏メンズ・リアルトレンド

「WWDJAPAN」12月16日号は、2025年春夏シーズンのメンズ・リアルトレンドを特集します。近年は異常な暑さが続いており、今年の夏は観測史上最も暑い夏になりました。ファッション界への影響も大きく、春夏シーズンはいかに清涼感のあるスタイルを提案するかが大切になります。そこで、セレクト各社やアパレルメーカーの展示会取材、アンケートを通して全32ブランドの推しのスタイルを調査し、メンズのリアルな傾…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。