ヘアサロン「アソート トウキョウ(assort tokyo)」は、東京(青山)と大阪をはじめ、ニューヨーク、アムステルダム、香港、シドニーなど世界各都市に7店舗を展開。7月1日にはメルボルン店がオープンする。全ての店舗が連日満席で、ニューヨーク店は現在4カ月待ちになっている。「アソート トウキョウ」(青山店)の外国人売上比率は約95%。顧客の国籍はさまざまだが、SNSでの情報発信を英語で行っているため、英語圏の顧客が多い。日本への旅行の際に来店する外国人客が多いが、同店を主目的に来日する人も少なくないという。
コロナ禍以前から外国人客が多かった「アソート トウキョウ」は、コロナ禍では経営の危機に陥った。「お客さまはほぼゼロになり、数店舗を閉鎖した。しかし、その中でもSNSの発信は続け、撮影のライティングや構図、世界のトレンドスタイルなど、外国人にうける動画を徹底的に研究し、アルゴリズムの分析も行った。その結果行き着いたのが、今当サロンのSNSのメインコンテンツになっている“カウンセリング動画”。それを見て『コロナが収束したらこのサロンに行きたい』と思った外国人が多かったようで、行動制限が解かれると同時に外国人客が一斉に来てくれた。その満席状態が現在も続いている」と、小林憲「アソート」グループ代表は話す。
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