TIPS 3 ビームスらしいユーモアたっぷりの名刺術
今回ビームスに熱烈な取材オファーをした理由はコレ
ビームスの女性プレスと名刺交換したことがある人なら知っているであろう、“顔入り名刺”。何ともチャーミングで、もらった瞬間に会話が生まれる素敵アイテムだ。このシステムが始まったきっかけについて河野さんは、「顔スタンプ入りの名刺は、2年前に始まったものです。もともと社長室の人たちの間で話題になっていたのですが、それが女性プレスの間でも『名刺に押したら、顔を覚えてもらえていいんじゃない?』って話になって。展示会のタイミングに合わせて作りました」とコメント。イラストレーターで加工した顔写真を業者に出し、約1カ月で完成品が届いた。「ビームスの名刺って、もともと左側のスペースが空いていたんです。ハンコを作る前は、シールを貼ったりしていましたよ」。
TIPS 4 初対面の人と打ち解けるきっかけに
スタンプは押しやすいシャチハタ。展示会前は大量のスタンプを押すのも仕事の一つ
顔付き名刺を導入してよかったことは、ずばり「会話のタネになること」。河野さんいわく、「初対面の相手とのアイスブレイクに役立っています。『何ですか、これ?』『かわいい!』と言ってもらうところから会話につながるんです。意外と年上の方や重役の方が面白がってくださることが多く、重要な打ち合わせで空気が重くなりがちなときにも役立つんですよ」。
TIPS 5 パーソナルな視点を交えて、“自分”を印象付ける
ビームスの女性プレス8人のスタンプがそろい踏み。どれが誰か分かりますか?
河野さんには、名刺以外にも、相手に自分のことを覚えてもらうために心掛けていることがあるという。「会話の中で、話を広げられるタイミングはいつも探っています。プライベートのネタや、個人的な視点を会話に交えると、自分を相手に印象付けられるのではないでしょうか」。また、“ほぐす会話”も大切だ。「販売員時代も、『前はあんなことお話しされていましたよね、その後どうですか?』っていう話をよくしていて。結果、恋愛相談や個人的な相談を受けることも多かったです(笑)。あとは、見た目の印象も大切。ヘアスタイルが似合っていてチャーミングとか、いつもネイルがかわいいとか。そういうのってとてもいいコトだな、と日々思っています!」