セブン&アイ・ホールディングスは11月上旬、プライベートブランド「セブンライフスタイル」から初の化粧品「ボタニカル フォース」を発売する。ファンケル化粧品と共同開発し、全国のセブン‐イレブンやそごう・西武などセブン&アイグループ約1万7250店舗で展開する。
セブン&アイは、コンビニエンスストアで上質な化粧品を購入したいという女性のニーズが高まっていることを受け、無添加化粧品で信頼を得ているファンケル化粧品と共同開発に着手した。ファンケル化粧品は、「これまでアプローチできていない客層と接点が持てる。無添加化粧品の新たな挑戦」(広報担当者)と期待をかける。
「ボタニカル フォース」のターゲットは、20代後半〜40代の女性。無添加処方の他、アルガンオイルやローズヒップなど、植物由来の美容成分をぜいたくに配合したクレンジングや洗顔料、化粧液などのスキンケアアイテムを7品そろえる。価格は350〜1700円。パッケージデザインは、世界で活躍する佐藤可士和クリエイティブディレクターが担当。植物の力やみずみずしい透明感を表現している。