ルックの2013年12月期連結決算は、売上高が対前期比111.9%の414億6300万円だったものの、営業利益は同60.2%の11億8600万円と減益になった。円安による海外ブランドの原価率上昇などによって売上原価率が3.1ポイント上昇、また国内外の積極的な新規出店で販管費がかさんだことが減益要因になった。国内では「トリーバーチ」「ヴィンス・カムート」などの出店、「ラ ペルラ」「アリス アンド オリビア」「スキャパ」の旗艦店開設などの積極策で売上高は同105.5%の312億円。韓国では新規ブランドの導入や円安ウォン高の影響もあって邦貨換算の売上高は同143.1%の90億円に伸びた。純利益は同62.5%の13億5600万円だった。
今期予想は売上高450億円(対前期比108.5%)、営業利益12億円(同101.1%)、純利益14億円(同103.2%)。4月1日付で買収するレッセ・パッセ(13年8月期年商約26億円)の売上高が上乗せされる。