ユナイテッドアローズが8月をメドに、台湾の首都・台北に現地子会社を設立し、今秋、1号店をオープンする。5月8日に行なった決算説明会で、今期中にアジアに海外進出を果たすと話していたが、出店先は台北だったことがわかった。台北ではこれまで、高感度セレクトショップなどが並ぶ東区にある「ウィストア」に卸売し、テスト販売を行なってきた経緯がある。設立理由として同社は「長期ビジョン『UA VISION 2022』の達成に向けた経営戦略の一つとして、『将来的な国際対応力の強化に向けた海外進出の開始』を掲げている。その一環として、台湾での事業展開を開始することとした」とコメント。社名は台湾聯合艾諾股?有限公司(UNITED ARROWS Taiwan LTD.)で、社長は竹田光広・ユナイテッドアローズ社長が兼務する。資本金は6000万新台湾ドル(日本円換算 約2億円)。なお、ビームスも6月15日に台北に直営1号店をオープンすることを発表している。