繊維商社の日鉄住金物産は来年9月を目途に、100%子会社の遊心クリエイションを清算する。遊心クリエイションは低価格雑貨業態の「アソコ」、カジュアルSPA業態の「イーブス」などを展開しているが、来年1月末を目途に全店の営業を停止する。同社は2002年創業で、10年に住金物産(現日鉄住金物産)が買収。14年には経営の立て直しのため、ワールドの久保木大世・元取締役を迎え、経営の立て直しを図っていた。 同社のホームページによると、現在の店舗数は「イーブス」が34店舗、「グランデベーネ」が7店舗、「アソコ」が原宿などに4店舗で、売上高は58億4200万円(14年2月期)。