三陽商会は2月18日、接客のレベルアップやモチベーションの向上を目的とし、優秀な販売員を称える、「2013年度 優秀販売員表彰式」をホテルニューオータニで開催した。
1986年から開催している同大会は、「バーバリー・ブラックレーベル(BURBERRY BLACK LABEL)」や「バーバリー・ブルーレーベル(BURBERRY BLUE LABEL)」、「エポカ(EPOCA)」など、同社が手掛ける全国の約1900店舗の中から、2013年度に特に貢献度の高い店舗を表彰するもの。
当日は、予算比、前年比、パーヘッド(販売員1人あたりの売上高)、経費率など主に4つの審査項目で上位に選ばれた69店舗の代表者が参列し、優秀賞や、同賞に準ずる特別賞を受賞した。その頂点に輝く社長賞を受賞したのは、フラッグシップストアである「バーバリー・ブルーレーベル バーバリー銀座店」。同店は全国の「バーバリー・ブルーレーベル」でトップの売上高と、店長の高い指導力を背景にした接客力が評価された。受賞について同店長は「スタッフがいたから受賞できたようなもの。早くみんなに伝えたい」と顔をほころばせた。
同社の杉浦昌彦・代表取締役は「少子化や消費増税などさまざまな問題はあるが、重要なのは"いいものを作り、いい接客をして売ること"に尽きる。これからも会社をけん引していく存在であってほしい」と受賞者に語りかけた。