ミズノは6月27日、一般社団法人日本サーフィン連盟とシューズにおいてオフィシャルスポンサー契約を締結したことを発表し、調印式を行った。契約期間は2024年4月〜28年3月までの4年間。“NAMINORI JAPAN(波乗りジャパン)”で知られるサーフィン日本代表チームの選手およびスタッフは、主要世界大会の入場セレモニーなどでミズノのシューズを着用する。
対象となるシューズは、ミズノの代表的ランニングシューズの“ウエーブライター”シリーズやスポーツライフスタイルシューズ。選手たちはすでに4、5月に行われたISA世界選手権でウエアを加えたシューズを着用している。今後は、“NAMINORI JAPAN”のロゴが入ったデザインの販売も予定している。
調印式には、2024年パリ五輪の出場が決まっている松田詩野選手(TOKIOインカラミ所属)がミズノのシューズを履いて出席。シューズの履き心地について、「履いた瞬間からふかふかとした特徴的なソールの感触を実感している。海を連想させるブルーのデザインも気に入っている」と話した。また今回の締結について聞かれると、「サーフィンは個人スポーツではあるが、日本代表として国際大会に参加する時はチームで応援し合うことも多い。同じウエアとシューズで一致団結して気持ちを高めていきたい」と意気込みを語った。
ミズノの七條毅・取締役専務執行役員は、「日本国内のサーフィン人口は約250万人といわれているが、東京五輪以降競技としてもさらに注目が高まっている。シューズの提供により、日本サーフィンのさらなる発展に寄与できることを期待したい。ミズノの機能性とファッション性を融合したオリジナル商品の開発も進めていく」と話した。
2024年パリ五輪のサーフィン競技は7月24日〜8月4日に行われる。松田選手は来月6日からタヒチ入りし、大会に臨むという。