ビューティ

「ギャルソン」から「ロエベ」まで 2025年春夏パリメンズのビューティルック12選

2025年春夏メンズ・コレクションが6月18〜23日、パリで開催された。「コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME DES GARCONS HOMME PLUS)」や「ロエベ(LOEWE)」、4年半ぶりにパリに参加した「アンダーカバー(UNDERCOVER)」など、ランウエイのクリエイティブなビューティルックを紹介する。

「コム デ ギャルソン・オム プリュス」

「コム デ ギャルソン・オム プリュス」のモデルらは、色とりどりのヘアピンで頭部を覆って登場した。ヘアメイクアップアーティストの新井健生は、川久保玲デザイナーによるショーのテーマ“光の希望”を、遊び心のあるカラフルな装飾で表現した。

「ロエベ」

「ロエベ」でヘアとメイクアップをそれぞれ担当したアンソニー・ターナー(Anthony Turner)とリンジー・アレキサンダー(Lynsey Alexander)は、フェザーを装飾に採用した。ゴールドやまだら模様のフェザーが、1枚から複数枚までモデルの顔に垂れ下がり、ミステリアスな効果をもたらした。

「アンダーカバー」

4年半ぶりにパリ・メンズ・ファッション・ウイークでショーを開催した「アンダーカバー」は、ゴールドの尖った王冠やレースのアイマスクなどの装飾でウィメンズライクな要素を取り入れた。

「リック・オウエンス」

リック・オウエンス(RICK OWENS)」ではダニエル・サルストローム(Daniel Sallstrom)がメイクアップを担当し、壮大なファッション・スペクタクルを繰り広げた。赤と黒の左右非対称なアイメイクを施し、鼻に赤いラインを入れたモデルもいた。

「ジャンヌ・フリオ」

「ジャンヌ・フリオ(JEANNE FRIOT)」では、髪をシルバーに染めたモデルが登場した。

「キコ コスタディノフ」

キコ コスタディノフ(KIKO KOSTADINOV)」では、モデルの顔の横にシルバーの太いラインを走らせた。

「フェン チェン ワン」

フェン チェン ワン(FENG CHEN WANG)」では、モデルの額から顎にかけて伸びたミントグリーンやベージュなどのカラーが印象的だった。

「ワイスリー」

ワイスリー(Y-3)」のモデルらは、目尻から伸びる白のライン以外はすっぴんのままで登場した。髪の毛にストライプの装飾を施したモデルもいた。

「ソリッド オム」

ソリッド オム(SOLID HOMME)」は、モデルの鼻をグレーかブラウンに、下唇を白や緑、黄に染めた。

「キッドスーパー」

キッドスーパー(KIDSUPER)」は、濃いチークや血色感のあるリップを施し、古風な糸操り人形のような世界観を演出した。

「ウォルター ヴァン ベイレンドンク」

ウォルター ヴァン ベイレンドンク(WALTER VAN BEIRENDONCK)」は、上下まぶたや鼻のてっぺんにカラフルな三角形やドットを描いたり、唇からはみ出すようにU字型のペイントを施したりと、プレイフルなルックを披露した。

「サンクアンズ」

サンクアンズ(SANKUANZ)」では、顔から上半身まで赤くペイントしたモデルや、目尻からこめかみまで大胆にアイラインを伸ばしたモデルなど、個性的なルックが多く登場した。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

有終の美もドリスらしく 2025年春夏メンズ速報

「WWDJAPAN」7月8日号は、2025年春夏メンズ・コレクション速報です。表紙と巻頭では、今シーズン最も話題を集めた、ドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)によるラストショーを紹介します。「ドリス ヴァン ノッテン」として初めてランウエイショーを開催してから、通算129回目を迎える引退ショーを通じて、ドリスは何を伝えたかったのでしょうか。答えは、とても潔くシンプルでした。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。