三井不動産は、神奈川県海老名市でリージョナル(広域型)ショッピングセンター「(仮称)ららぽーと海老名」の開発を推進しており、2015年秋の開業をめざし6月6日に着工する。
同施設は海老名駅の駅前に位置し、海老名駅と連絡ブリッジで接続する予定。海老名駅は、JR相模線、小田急小田原線、相模鉄道本線の3路線が乗り入れ、国道246号線、東名高速道路、圏央道(さがみ縦貫道路)などの主要幹線道路とも近接するため、交通アクセスに優れている。延べ床面積は12万1000平方メートル、店舗面積5万4000平方メートルの4階建てで、店舗数は約250店、駐車場台数約1800台を予定する。神奈川県内では「ららぽーと横浜」「ラゾーナ川崎プラザ」に続く3施設目の三井不動産のショッピングセンターになる。
「アーバンループ(URBAN LOOP)」(URBAN=都会的なイメージ・要素、LOOP=人、モノ、情報が集まり融合する場所・空間)をコンセプトに、ファッション、雑貨、飲食、エンターテインメント施設など、話題性の高い店舗を揃え、カップル、若いファミリー層からシニア層まで幅広い世代が楽しめる施設を目指す。また、電気と熱を同時に発生させ、エネルギーを有効に活用する「コージェネレーションシステム」を導入するほか、電気自動車充電ステーションを設置し、共用部の照明はLEDを採用するなど、環境にも配慮する。
■「ららぽーと海老名」(仮称)
住所:神奈川県海老名市上郷字扇田622番1
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