エスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES、以下ELC)傘下の韓国発ダーマスキンケアブランド「ドクタージャルト(DR.JART+)」は4月、日本に再上陸した。ELC傘下でブランドを手掛けるハブ&ビー(HAVE & BE)に代わり、ELCジャパンが販売元となる。現在マツモトキヨシとココカラファインの一部店舗で販売しており、7月以降アットコスメ(@COSME)やイオングループのコスメームなどのセミセルフショップ、楽天ファッションなどのECへと販路を拡大する。
再上陸により、グローバルプレステージブランドとしてリブランディングを推進する。韓国から生まれたグローバルダーマブランドとしてのブランドストーリーテリングを強化し、商品ラインアップの充実や同社のコンプライアント処方への切り替えに注力する。韓国やグローバルで発売中の商品を日本にも導入する。
再上陸を記念し、「アットコスメトーキョー」では8月14日〜20日、ポップアップイベントを開催する。ブランドの世界観を表現したアートフルな空間の中で、“バイタル ハイドラ ソリューション”シリーズや人気の“シカペア”シリーズをそろえ、グローバルアンバサダーのENHYPENとコラボした特典なども用意する。
「ドクタージャルト」は2005年、韓国・ソウルで建築家のイ・リーが皮膚科医と立ち上げた。ブランド設立当時に発売したBBクリームをきっかけに、欧米など36カ国以上に販売網を持つ。20年に日本進出した。