レナウンの2014年2月期連結決算は、売上高758億6300万円(前期比99.6%)、営業損益1億4600万円の損失(前期は5億1300万円の損失)、経常利益 2億6100万円(同3億1400万円の損失)、当期純損益は1億6400万円の損失(同4億8300万円の利益)で微減収営業赤字だった。
円安による輸入原材料の価格上昇と、主力の百貨店向けカジュアルブランド「エンスィート(ENSUITE)」の不振が主な要因。今期は、売上高740億円(前期比97.5%)、営業利益7億円、経常利益 10億円(前期比281.9%)、当期純利益6億円を見込み、4年ぶりに営業黒字化を目指す。今期は、成長エンジンの主力の直営店である「アーノルドパーマータイムレス(ARNOLD PALMER TIMELESS)」が積極出店する。ブランドが目標としていた100店舗には届かない見込みだが、収益重視で出店を進めている。